パス分析は時間の無駄?

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 パス分析は時間の無駄?

すいません。タイトルは釣りです…

表題の件ですが、
多機能なアクセス解析ソリューションには必ずあるものの、
あまり活用されていない機能にパス分析があります。
実際に僕も社内の事例を見ていても、広告や集客の分析に比べると人気が少ないようです。

そこで、パス分析に関して、
アビナッシュ=コーシックのブログの中で少し古い記事ですが、

Path Analysis: A Good Use of Time?

こちらの記事を紹介します。
ちなみにこちらの記事の内容は一部和訳されて

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こちらでも紹介されているので、興味があれば。

 

以下、超訳で紹介します。

パス分析:訪問者のセッションにおけるページ遷移が
想定した結果(資料請求やサイト閲覧など)を達成しているか、どうかを分析する手法です。
多くの場合、パスのパターンを順位ごとに並べる形になります。

訳者注:ここでいう同線分析はたとえば以下のようなパスのパターンを示した分析です

image2 パス分析は時間の無駄?

パス分析を行うことは時間の良い使い方でしょうか?
パス分析は他の分析に比べて、例外はあるけれど、優先順位は低くて、サブ的な分析にすぎません

サイトを作っている側としてはパスを分析して、
想定している経路をユーザーがたどっていることがわかればお祝いをしたくなります。
けれども、多くのユーザーは想定した経路はたどっていません。
こうした想定外のユーザーを分析するにはパス分析は不十分なのです。

たとえば、

  • たとえば5ページのページを考えてみよう。その遷移のパターンは何種類だろうか。100ページあったら?パスの組み合わせは無限です。(全部はわからないのです)
  • 多くのツールでは、ページ送りやホームへの移動を並べるにすぎないので、サイトを考察することは非常に難しい。多くのウェブサイトでは主要導線をたどっているユーザーは5%以下です。この程度では分析では使いにくくなってしまいます。
  • 9割のパスがわかったとしても、以下の点で活用は難しいでしょう
  • どのページが最も価値ある意味をもつのかはわからない…
  • 多くのツールはそれらのパスをたとえば、SEMやメール経由などのセグメントで切った分析ができない…

といった弱点があるのです。

それではどんなときにパス分析が有効なのでしょうか。
たとえば、限定的な購買にいたるページやLPからのユーザーの動きであれば、
導線分析は「フォールアウト」を分析するのに有益でしょうか。

ではパス分析の代わりにどんな分析がよいのだろうか?

(中略 元ネタではClickTrackの機能の説明が中心なので割愛し、補足を後述します)

パス分析はある意味では共産主義を志向しているようです。
あらゆるユーザーが一定の導線で運用者の求める動き方をすることを求めているように見えます。

けれども実際にはメディアは非常に個人的なメディアで多種多様な使われ方がされています。
ウェブの真髄は誰もが簡単に安価に利用できることです。
ユーザーを特定のナビゲーションや購買に「プッシュ」するのではなく、
ユーザーの深い理解をし、
そのゴールへ導くような分析がアクセス解析にも求められているのではないでしょうか。

(訳、ここまで)

以下、補足。
上記のWebアナリスト養成講座でも紹介されていますが、
パス分析では確かにパターンが多すぎ、「へ~」という以外の考察を得るには難しいと思います。

たとえば、

image3 パス分析は時間の無駄?

サイト全体であれば、
こういったファネルレポートを使うのがよいかもしれません。
ファネルは「漏斗」のことで、段階ごとの動きをモニターすることで、
サイト内での水漏れを視覚化することができます。

サイト内のユーザー遷移はその規模と共に複雑さを増しています。
漠然とパスのパターンを見るのではなく、
目的に沿って分析メニュを使い分けてみてください。

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